藤田クリニック｜豊中市新千里南町の心療内科、児童・思春期精神科、精神科

厚生省による睡眠指針が、睡眠ガイド2023と改定され、今回は年齢別に以下のように、推奨されることがらが示されました。

成人版

1. 適正な睡眠時間には個人差がありますが、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保しましょう。
2. 食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高めましょう。
3. 睡眠の不調・睡眠休養感の低下がある場合は、生活習慣の改善を図ることが重要ですが、病気が潜んでいる可能性もあるので注意しましょう。

こども版

1. 小学生は9～12時間、中学・高校生は8～10時間を参考に睡眠時間を確保しましょう。
2. 朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり摂り、日中は運動をして、夜ふかしが習慣とならないように注意しましょう。

高齢者版

1. 長時間ベッドや布団で横臥していると、健康を損なう可能性が高くなるので、寝床にいる時間が8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を確保しましょう。
2. 食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高めましょう。
3. 長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中の長時間の昼寝は避け、活動的に過ごしましょう。

（厚生労働省　2023）